先月末に書いてた寸評:
1月はほぼ一直線に上がり続けたあと25日くらいからコロナウイルスの騒ぎとともに急落、S&P 500は年初来-0.04%という横這いの結果になった。日経平均、保有日本株、保有米国株ではそれぞれ景色が違うけど。 2020年1月 運用記録
今月はさらにそれが深化したような感じ。初の暴落が来てうれしい。たしかにお祭り騒ぎというか、活況な感じで楽しい。短期で売り買いしてるわけじゃないのと、MSFTの含み益が分厚いのとで観光客気分が強い。
個別株全体
※ポートフォリオから引用
前月からの変移
2020年1月
↓
2020年2月
日本株
買:なし 売:なし
- 例のごとくJTが下げを牽引しているかたち
- 日経平均よりマシなのは、あっちはユニクロとかファナックとか流通や人の移動が止まると致命的な銘柄の割合が大きいってだけだろう
- 買いたい気持ちもあるけど、せっかくなので余力は米国株に振り向けたい
外国株
買:Mastercard(MA) 売:なし
- なんだかんだで今月は-2.73%なので持ちこたえたほうだと思う
- 年初来だと+1.83%(S&P 500は-7.95%)なので悪くない
- しばらくいい話なさそうと判断して損切りしたZMがstay-at-home銘柄ということで逆行高を演じていた
- まさか昨年末の段階で「2月にCOVID-19ってウイルスが話題になって」、かつ「ZMが関連銘柄ってことで注目される」とは予想できない
- とはいえZMが(他の類似銘柄と比べて)ずいぶん安く放置されていたので、そこに着目すれば何かのきっかけで上がる可能性には気づけたはず
- まさに「割安に放置されてる株を抱えてじっと待つ」が有効な銘柄だった。そういうこともあるんだときっちり認識して反省とすべき
- 保有株だとCRMの下げが比較的大きい
- 共同CEOかなんかが辞めたんだっけか
- まあそのうち復調するだろうと思って楽観視しているが、逆指値できっちり管理したほうがよさそう
- 保有株でFIVNだけが今月プラス
- いちばんポジション軽いし、プラスといっても+1%くらいなので大した話ではない
- 月末にMAを少し購入
- 土日にトランプが動いて週明けにはなんとかなってるだろう、という読み
- それがなくてもMAの業績に与える影響は(小売とかに比べて)軽微なはずなので、そのまま持っとけばいい
- ずっと上がり続けて買い場がなかったのでつい
- などの理由でやや消極的に選んだ
投資信託
先月と今月分
↓
さすがにごっそり減ってますね。特にNYダウが+30万から+7万になってるのが哀愁を誘う。
積立
つみたてNISA
- SBI-EXE-iつみたて全世界ファンド
- eMAXIS S&P 500
- SBIバンガード S&P 500(SBI VOO)
課税口座
- SBI VOO
- iFree 新興国債券インデックス
- 明治安田-ノーロード明治安田社債アクティブ
配当(入金実績ベース)
https://datastudio.google.com/reporting/13nElNRm6EZ4axrdPAfyieexA7lCTGbdr/page/BEoP
上場EM債からの入金のみ。
その他
- COVID-19に対する反省
- このウイルスのファンダメンタルズ(感染率や致死率)にだけ着目しててセンチメントやモメンタムについて考えてなかった
- https://note.com/kirik/n/n403513592417 こういうバカみたいな話をマジメにやるたぐいの人間がこんなに増殖して世の中に影響をもたらすなんてことを考えてなかった
- いま現在も、今度はマスクの次にトイレットペーパーがなくなるっていう話で盛り上がっているし、Twitterでも政府対応をくさすツイートばかりで馬鹿みたい
- 日本に限らず、イタリア(パスタ売り切れ)でも米国(無実のコロナビールに逆風)でも同種のことは起きている(例外:大阪)
- トランプも一度ナメた発言してしまっているらしいので、FRBなり政府高官なりに喋らせるか、反省ポーズ出して収拾させたのち一発かますかしないとダメそう
まあ何にしろ、トイレットペーパーが売り切れるあたりが話題の末期だと思ってるので3月は落ち着いててほしい。どうせ半年もしたら「あれなんだったんだろうね」って雰囲気になる。ウイルスの脅威(ファンダメンタルズ)は長期化するかもだけど、心配(センチメント)や話題(モメンタム)は人間の疲労もあってそこまで長持ちしない。