上半期を終えてポートフォリオも組み換え中。市場ではインフレをいったん忘れてデフレを織り込みつつリセッションがメインシナリオ化しているところ。
個別株全体
※ポートフォリオから引用
前月からの変移
2022年5月
↓
2022年6月
※移行中なのでここから結構変わるはず。特にSMTAMは消えるのが確定している。
日本株
- 買:小麦ETF(1695)、農産物ETF(1687)、純金ETF(1540)
- 売:小麦ETF(1695)、農産物ETF(1687)、純金ETF(1540)
- 保有:Jパワー(9513)、純金ETF(1540)
いったんコモディティを売った。足元の市況ではインフレよりリセッションが取り沙汰されていて、デフレの織り込みが進んでいるのでまずはリセッションを取ろうとしている。ゴールドだけは急なドル安などに備えて少し手元に置いてあるけど、小麦を始めとした農産物も世界の在庫は潤沢じゃないはずなのでいずれまた反発すると思っている。eMAXISの投信は置いてあるからヘッジとしてはこんなもんでとりあえずは十分とする。
あとJパワーの配当が来た。個別株もいいのがあれば買ってもいいんだけどまだ先かなあ。むしろJパワーも売ってベアETFに注ぎ込むこともありうるかもしれない。逸りすぎないように気をつけたい。
外国株
- 買:$SOXS、$TZA、$WEBS
- 売:$SOXS、$WEBS
- 保有:$TZA、$SOXS、$WEBS、$ERUS
あいかわらずベアを売ったり買ったりしてる。久しぶりにTZAを少し買ってキリをよくした。6月末のリバランス買いを警戒してたけど大したことはなく7月になった。出尽くしということでさらにベアETFを買っていきたいところだが、焦って買い急ぎすぎないようにしたい。
SOXSとWEBSを6月半ばに利確して末頃にまた少し買った。特にSOXSは月末にあったMicronの決算のガイダンスが酷く他の半導体企業にも同様の酷さが出るはずであり(TSMCの受注が減った、暗号通貨下落でNVIDIAのGPUが値崩れ、在庫過剰などそれを示唆するものが大量にある)、景気敏感セクターが不景気になればそりゃ売られるし、現指数のSOXもサポートラインを割って底抜けしていて先行きはかなり暗い。SOXSの今月のパフォーマンスに期待している。SOXS自身が年初来高値に近いところで寄り成りで買ったけど正解だった。WEBSは今のところ早く買いすぎたみたい。
投資信託
先月と今月分
↓
コモディティが下がっていてデフレ織り込みの機運がうかがえる。
SMTAMコモディティを少し買い増ししたけど、気が変わって全部売り切ったので来月からは消えてるはず。
積立
つみたてNISA
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- SBI 全世界株式インデックスファンド
- 停止:eMAXIS Slim S&P 500
- 停止:SBIバンガード S&P 500(SBI VOO)
課税口座
- なし
その他/雑感
市場の関心はインフレや金融引き締めをいったん脇に置いてリセッション一色。まだアナリスト予想に織り込まれてないらしく、決算が近いのもあって予想EPSの低下が見込まれている。そうなれば対債券でリスクプレミアムがおかしいことになるので売られるはずだけど、債券利回りも7月に入って急低下したのでどうだろう。半導体は売るけど。
7月は毎月のCPIなどに加えて第2四半期GDPと決算ラッシュがあるので、それら全部を通過するころにはトレンド転換というか、何らかの方向性が明確になっているのかもしれない。インフレを思い出したり、決算が思ってたよりは悪くなかったとか、まあ波乱はいろいろ考えられるけど、メインシナリオとしてインフレは前年同月比で横ばいを維持しつつ決算のガイダンスは非常に悪い、FOMCはハト派になびかず強気、というあたりで売っていく。