ゆらめく資産の記録

2022年2月 運用記録

ウクライナがロシアに攻められてます。

個別株全体

ポートフォリオから引用

前月からの変移

2022年1月

2022年2月

※2021年11月から金額の大きい投資信託も入れるようにしました。

日本株

JTがまともにウクライナを食らったので日経平均を大きめにアンダーパフォームしてるだろうなと思ってたけどそうでもなかった。

  • 買:なし
  • 売:なし
  • 保有:Jパワー(9513)、JT(2914)

Jパワーが前月比マイナスながらわりと持ちこたえてる。

あとJTが今年末を最後に株主優待の廃止をするらしいのでうれしい。優待乞食の投げ売りを拾いたいところ。

外国株

ほとんど原指数が下がってないしS&P 500をアンダーパフォームしてるだろうなと思ってたけどそうでもなかった。

  • 買:$TZA、$ERUS
  • 売:$WEBS
  • 保有:$TZA、$ERUS

3月4日の金曜日に$WEBSをいったん利確して手仕舞いした。エントリーポイントがよくなかったのでそんなに儲かってはいない。

$TZAもエントリーポイントが良くないんだけど、ウクライナ情勢で動きがあれば値動きも大きいっぽいのでいいタイミングで売ったり買ったりしたいところ。2月も少し買い増しした。

ロシア株がルーブル安とあいまって大暴落してるところで$ERUSを少し拾ってみたら取引停止になった。ブル2倍の$RUSLは償還が決定したらしいのでそっちを買ってなくてよかった。$ERUSは今のところマイナス40.22%となってるけどまあ少額なので全体への影響は軽微。数年後か数カ月後のお楽しみとして少しだけ持ってる感じ。

$ERUSというかロシア株というかロシア資産については、目先の値動きリスクはどうでもよいが流動性リスクや償還リスクがかなり高く、それが価格に反映されてるような感じ。であればウクライナ情勢が何らかの形で落ち着き、プーチンがさらに西進したりしなければそれらのリスクも緩和されるはずで、早晩買い戻し局面になるだろう。アメリカがなんだかんだと理由をつけて制裁を継続しようとしても、EUは早いとこロシアの原油やガスを買いたいはずで、まあそのようにエネルギーなどの裏付けがある企業の株が多いはずなので見直しも素早く進むだろうと思っている。

投資信託

先月と今月分

原油と小麦を筆頭としたコモディティの値上がりを存分に享受してる。

eMAXISのコモディティインデックスをスポットで買い増し。SMTAMコモディティの積立はずっと稼働中。物価連動国債はちょっと思ってたのと違ったので全部売った。日本株のポジションもそこそこなので円建て資産は十分あるし、インフレを取るならコモディティでいいかっていうことでさようなら。

積立NISAたちは横ばいから微減といったところかな。

積立

つみたてNISA

  • SBI-EXE-iつみたて全世界ファンド
  • eMAXIS S&P 500
  • SBIバンガード S&P 500(SBI VOO)

課税口座

  • 停止:SBI VOO
  • 継続:SMTAMコモディティオープン

その他/雑感

FOMC前にパウエルが異例の「今回のFOMCでの利上げは0.25%で考えてます」宣言をした。パウエルなのでウクライナ情勢を幸いに日和るだろうなと思ってたので、やっぱそうなんですねという感じ。それならそれでインフレが亢進してコモディティが上がるので別にいい。

ウクライナ情勢が片付けばロシア株の買い戻しとコモディティの調整が入るだろうけど、遠からずインフレのことが思い出されてコモディティもまた上がるだろう。コモディティを算出するともいえるロシア株もそれにつられて上がってくれるとよりおいしい。

米国株が助かる道はインフレが勝手に消えてくれることくらいだけど、勝手に消えるはずないだろと思ってるので、いずれ思い切った利上げが要請されるだろうし不況もついてくる。もうすぐ出る2月CPIでインフレが減速してたとしても、さすがにウクライナ要因を完全に織り込んでるわけでもなし、あれから原油も小麦も暴騰しつつあるなかでは減速してても説得力がないだろう。雇用統計も空気だったし、2月CPIも参考程度になるんじゃないかな。利上げ幅もパウエルが0.25%と先出ししてるくらいだから、CPIが高くても利上げへの影響を急いで織り込む必要性も薄い。

ECBはFRBの2ヶ月遅れくらいで同じことをしてたけど、ロシアへの経済制裁で強い影響を受けるだろうから、もしかしたらこのあたりでFRBを追い抜くペースで利上げに走るかもしれないし、しょせん腑抜けの集まりなのでパウエルを見習って日和るかもしれない。あんまり欧州には興味がないが、インフレにおいてはアメリカの後塵を拝する立場だったのにウクライナの件でインフレの先頭をひた走ることになりそうなので、そういう意味では注目している。ドル→ユーロ→その他の順でインフレが手に負えなくなるとばかり思ってたけど未来はわからないものだなあと感じている。

日本株は決算ラッシュも終わって特に材料らしきものがないので市場の値動きにお付き合いしてる雰囲気がある。買ったり売ったりする気はおきない。JTはロシア事情で正面からダメージを受けることになったけど、せいぜい利益1割減くらいで済みそうとのことなので暴落まではいかないだろう。あんまり真面目に見てないけど、2月はどの市場も似たような値動きだったんじゃないかなあ。