4月も中盤になるとNY市場のサーキットブレーカーが発動しなくなって落ち着きを取り戻した。
個別株全体
※ポートフォリオから引用
前月からの変移
2020年3月
↓
2020年4月
日本株
単月で見ると日経平均の3月暴落が剥落して引き離されてるように見える。
買:全国保証(7164)、サムティ(3244)、原油ETF(1690) 売:関西電力(9503)
- 給料が入ったタイミングでもう少しサムティを買い増したかったけどしっかり上がってしまったので様子見
- 関西電力から全国保証に乗り換え中に全国保証が上昇を始めてしまったので中断中
- 数万円の半端な買い付け余力があったので原油先物がマイナスになったあたりで原油ETFを買ってみた
- さすがにタンクが溢れてマイナス価格になる状況が何年も続くとは考えづらいので底と見ていいだろう
- 原油ETFの仕組みをわかってないのでどの程度どういうふうに原油先物と連動するのかわかってないけど、まあ基本的には同じ値動きをするものなはず
- 少し前にあった、VIXショックで関連ETFが死んだみたいなことにならない限りは持ってるだけでそのうち儲かるはず
- ソフトバンク(電話)が配当落ちから戻ってきて権利日前くらいの値になってきた
外国株
買:Alibaba(BABA) 売:Salesforce(CRM)
- CRMからBABAへ乗り換え
- CRMがいまいちパッとしないので見切り売り。ADBEやMSFTに比べて強いとも思えず、ウイルス騒動で解約も多くなりそうだし、見通しも特に明るくない。
- BABAはずっと手を出したかったけど機会がなく、CRMを見切ったのでとりあえず乗り換えただけ。買うタイミングが正しいかどうかは特に考えてない。買い増しはありうる。
- 欧米が中国に責任をなすりつけようとして米中貿易戦争が再活性化してるけど、世界が親中と親米に分断されるなら中国側にも金を置くべきという判断は常にありうる
- 馴染みのあるセクターの雄ということでBABAを選んだけど、TencentやHuaweiも米国市場で買えるなら検討したかった
- TSMCは盤石だけど盤石すぎて上方への爆発期待を持ちづらい。僕が台湾在住なら長期にわたって繁栄しそうな銘柄ということで主力かそれに準ずる額を保有してたと思う。
- 手を出すのが少し早くてヤケドしてたSHOPが急騰して今のところ+50%くらいの含み益になっている
- 実店舗使えないんだからECに活路を見出す人が増えるのは当然
- 小売業者がAMZNのAWSを使いたくなくてAzureを選ぶ、というのと同じくAMZN以外の選択肢もそこそこ検討されるはず
- ETSYやEBAYもあるけど最有力はSHOPだと思っている
- このへんのシナリオが今のところ想定通りに推移してるように見えて快いんだけど、儲けてなんぼなので予想連発して悦に入るアナリストごっこは程々にしたい
- いまいち4月の急騰に乗り切れてなかったDDOGも後半に入って底堅く上昇傾向にあっていい感じ
- 時価総額$8Bのシスコライン(CSCOが上場前にその額で買収しようとしてた)の1.5倍程度上でだらだらしてたけど、最近少し上振れした
- 他の銘柄に比べて長めのスパンで見てるのでのんびりとさらなる上昇を待つ予定
- MSFT決算堅調
- ウイルス騒動初期に下方修正出してたけど、蓋を開けてみればいつもどおりの強い決算だった
- TeamsやAzureの需要が大きく伸びたとのこと
- AMDの決算も良かった
- アナリスト予想は超えたみたいだけど、次期のガイダンスが弱いと見られて売られるいつものAMDだった
- 台湾がウイルス封じ込めに成功してるおかげでTSMCが通常営業してるのがありがたい
- 個人的にStay at home銘柄としての注目はしてないけど、パソコン、ゲーム機、サーバの需要が伸びるのは追い風になるだろう
投資信託
先月と今月分
↓
S&P 500が+15%くらいになったのもあってちらほらとプラ転している。
間違って買ってたiFree NYダウは持ってても意味ないのでさっさと売り切った。
積立
特に変更なし。
つみたてNISA
- SBI-EXE-iつみたて全世界ファンド
- eMAXIS S&P 500
- SBIバンガード S&P 500(SBI VOO)
課税口座
- SBI VOO
- iFree 新興国債券インデックス
- 明治安田-ノーロード明治安田社債アクティブ
配当(入金実績ベース)
https://datastudio.google.com/reporting/13nElNRm6EZ4axrdPAfyieexA7lCTGbdr/page/BEoP
イオンとVTIから少額入金。
その他
- (今は持ってないけど)AMZNはなんだかんだでIaaS最強として長く繁栄すると思ってたけど少し考えを下方修正した
- クラウドコンピューティングによってデータセンターは発電所のようなものになるだろうという大昔の予言どおりに推移するなら、IaaS事業(の成長性や安定性)もまたそれに倣うはず
- MSFTのTeamsやZoom(ZM)などのSaaS事業の成長性はIaaSよりも高い
- MSFTにとってのAzureとは顧客に開放する基盤であると同時に自社のSaaS事業(Office 365改めMicrosoft 365)を支えるものでもある。これはAWSがECサイトとしてのAmazonでも使われてるのと似ているが、MSFTはAzureを基盤として新たなサービスを構築していく拡張志向なのに対し、AMZNはAWSを使って自社のSaaSをやりたがってるように見えない(し、Amazon ChimeやWorkMailが成功してるようにも見えない)
- ベゾスが僕の思いつくようなことを思いついてないとは考えられないので、何か意図があってそうしているのか勝算を練っているのかだと思うけど、何にせよAWSの未来像が少しぼやけている
- 新規に買ったBABAはこの2社の動向を見守りつついいとこ取りを狙うだろう
- WTI原油先物が史上初めてマイナスになった
- マイナスに対応してないサイトのチャート表示がいくつか壊れた
- 第二次世界大戦のころは原油こそがパワーみたいな感じだったらしいので、その時代を生きていた人にとってはすごいショックなんだろうなと思う
- ロイヤルダッチシェルも第二次大戦以来初の減配を発表したので時代の節目として教科書に載りそう
- まあシェールオイルに沸くアメリカが原油の扱いに不慣れで、中東とかと違って国が減産要請もできないというのも加味して考える必要はあるものの、ここから高騰して10年前くらいの価格で安定するのはちょっと考えにくい
- 本来ならこのタダみたいな原油を使って何らかのイノベーションが起きそうだけど、燃やすのは環境保護とかでやりづらそうだし、どうなるんだろな(高みの見物)