途中までやって気づいたんですが、譲渡益を年間20万円以下に抑えれば確定申告をする必要がなさそうです。以下の3に該当します。
確定申告をしなくてよい人
1 「源泉徴収あり」の特定口座を開設していて特例の適用を受けない人
2 年間を通して株の譲渡損が出ている人(ただし、上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除の規定の適用を受ける場合には確定申告が必要です)
3 給与所得、退職所得以外には株式の譲渡による所得しかない人で、株式等の譲渡所得が20万円以下の人 http://www.riocompany.jp/kakutei_portal/p50.html
含み益をちびちびと売って確定させていくか、損してるときに買い直せばいいわけです。まあちびちび売る場合は半端なドルが手元に残ってしまうので、都度買い直すと手数料分の損が膨らむわけですが。
それはそれとして今回のスイッチングは以下の通りです。
- AMD→AMD(3万ドルほど売って2万5000ドルほど買い直し)
- MO→RDS-B
AMDは$13.17で売って$13.10で買い直しましたが、当時の平均購入価格を下回っていたので損出しとなります。また前回放置していた一般預かりのMO(Artria)を処分し、AMD株を売ったドルと合わせて、CVX(シェブロン)ではなくRDS-B(ロイヤルダッチシェルB)を特定預かりで買い直しました。AMDが$13を割るようなら浮いた約5000ドルで追加購入しようと待ち構えていましたが、その気配はありませんでした。
RDS-Bにしたのは、そもそもエネルギー株であるCVXを買ったのは高配当が理由だったので、よりよく条件を満たすRDS-Bのほうがよさそうに見えたからです(配当利回りは現時点で6.38%、英国籍なので配当課税は日本分のみ)。エネルギー界隈のことは何もわかりませんのでオッズを見て馬券を買うというような買い方です。褒められたものではありませんね。あとたまたまEx-Dividend Date(配当落ち日)が今週と近かったため買ってすぐ配当が入るならいいだろうという甘さもありますし、原油価格も株価も低迷しているため今後なんらかの理由で強気のマーケットがしぼんでも株価が大きく下がることはないのではというぬるい考えもあります。
そんなRDSは最近、原油価格がlower foreverになるとか、2020年代後半に電気自動車がメジャーになって石油需要はそのあたりがピークになるだろうとか、2020年ごろにクリーンエネルギーへの投資をするだとか色々と将来のことを考えてるみたいです。何にせよそういった転換には投資が必要なので、もしかすると減配の可能性を示唆しているのかもしれませんね。
最近は何度か書いているように仕事に集中力を割り振っているため、きっちりと市場や銘柄を吟味する余力がありません。まあしかし今の僕が株に労力を投下してもせいぜい甘く見積もって年間+100万円程度の影響しかないでしょうが、仕事だとそれ以上の見返りを期待できるのでやむを得ません。外貨積立によるドル転は続けていますが、無理に手を広げようとせず、既存の持ち株買い増しをメインにやっていこうと思います。つまりCVXからRDS-Bへというような持ち替えはしばらく封印します。