3月から仕事が忙しくなったり昇給したりしてあんまり資産運用に割く時間が取れませんでした。
成績
2016Q4→2017Q1: +10.18% (増資分除く)
リスク資産残高はマネーフォワードの数字をそのまま使っており、増資分は入金履歴を合算して計算しています。
SBIハイブリッド口座の自動スイープ機能をマネーフォワードがきちんとトラッキングできずにズレることがあります。
雑感
運用において
- AMD株
- 株価的には一進一退という感じ
- 販売的には大きなトラブルもなく快調っぽい
- セブン銀行が上昇し始めた
- 長らく横ばいだった理由はわからないけど、今の流れは買ったときに想定してたものではある
- 相場は自分が考えてるほど素早く動かないということなのか、単に何かを見落としているのか
- たとえばセブン銀行を見つけて買おうと思ってる人はこんな銘柄も買おうと思っています、みたいなのがあるとして、そっちに資金を投じてしまったのでセブン銀行は後回しになった、とか
- まあ考えようと思えばいくらでも深みにハマれる
- 4〜5月に臨時収入がある
- とりあえずは無リスク資産(個人向け国債あたり)を買いつつ毎月の投信積立額にもいくらか流す予定
- その臨時収入で個別株を買うこともあるだろうけど、全額突っ込むようなことはしないようにする
今後の資産運用どうするか
今の会社はちゃんと給料で報いてくれる。今回はタイミングの問題があって忙しくなったぶんの昇給が部分的にしか反映されなかったけど、それでも月数千円の賃上げじゃなくしっかりあがった。来季くらいにはまた上がっている見込みだと伝えられている。
給与などの収入が大きく増えることはないという前提で運用を組んでいたところもあるけど、その前提が変わることになる。給与が増えたから無駄遣いも増やすという発想をどうも持てないので、たぶんそのまま余剰資金となり、月々の増資額に上乗せされる。
ここまでは確定事項で、以下は思考のログ。
配当金生活に憧れがあり、そのためにはどう考えても給与だけではその原資を獲得できないという諦めがあったけど、ちょっと考え直せばそうでもない。配当金(A)100%で生活するという前提を公的年金(B)も考慮する、つまりAだけではなく年金に配当をプラスした総額、A+Bで考えれば、給与収入だけでA+Bが生活に必要十分かつ余剰も生まれる金額になることはありうる。給与が増えるということはもちろん現役時代の金銭収入の増加を意味するが、厚生年金給付額の増加も意味する。しかし、本当にBだけで生活できるのか、インフレした場合にどうなるかといった諸問題があり、そういったBのリスクを自分でどうこうできるものでもないので、自分でどうこうできるもの、つまりAに注目していたわけだ。Aが潤沢であれば、年金給付額の減額を意味するアーリーリタイアなども可能となり、生活の自由の幅が広がることにもなる。
AだけのプランとA+Bのプランには大きな乖離(誤謬とすらいえる)がある。Bは老後にしか受け取れないのだ。資産運用を完全に老後の備えと捉えるならそれでもいいが、そうすると年金給付額を維持するためにも60歳近くまで働き続けることを自分に課してしまう。自分で自分の将来を縛るようなアイデアには賛同できない。老後の備え"だけ"を目的とした資産運用とは相容れない。
給与収入Cを導入すれば、しばらくはA+C、老後はA+Bとなり、またB<Cである。Aは現在のように増資を続けることで老後のほうが大きくなっているだろう。B→Cの減少分をAの増額によりある程度はカバーできるはずだ(完全には難しいだろう)。さらなる副収入、D、E、Fなどを何らかの形で導入する目処が立つことも、ひょっとするとあるかもしれない。
ここでAを配当金とおいたが、インカムゲインに限らずキャピタルゲインというものもある。キャピタルゲインそれ自体は日々変動する預金残高のようなもので、売却して初めてお金になる。キャピタルゲインの成長は資産残高の増加を意味するが、収入の増加を直接は意味しない。年3%のインカムゲインは、年3%で成長するキャピタルゲインを毎年取り崩すのと同じだが、迂遠というか、まどろっこしいというか、それなら最初からインカムゲインであるほうが手間が少ない。しかし取り崩す予定がないのなら、税を繰り延べできるキャピタルゲインのほうが効率はいい。今のところリスク資産を取り崩してキャッシュにかえる予定はまったくないので、それならばキャピタルゲインの積み上げをメインにしたほうが合理的なはずだ。また、インカムゲインを獲得する必然性は(学習などを除けば)ない。同じ利益でもインカムゲインは税金のぶんだけ損をする。そうなると当面は利益のすべてがキャピタルゲインになっていることが望ましいが、まあさすがにそこまでは追求しない。単純に、直近で重きを置くべきはキャピタルゲインだということだ。ただ、高配当や連続増配であることがキャピタルゲインの増加に寄与することもありえるので、インカムゲインの縮小だけを考えることは不合理だ。
さて、とりあえずはキャピタルゲインの獲得を目指すほうがよさそうだ。ここで問題となるのは、たしかに配当利回り3%も株価3%上昇も利益としては同じだが、配当と株価はその決定プロセスがまったく違うということだ。配当は企業自身(厳密には既存株主)が決定するが、株価はもっと大勢の意思決定の結果である。前者は後者よりもコントロールが利き、また予測も立てやすい。それゆえ高騰はまず起きないが暴落も悪くて無配になるのみで、マイナスの配当は存在しない。株価はもっと予測不能でボラティリティも高い。その株価の上昇を期待して買うことは、はたしてどの程度まで正当化できるだろうか。また、それは配当の継続ないし増配期待と比べてどの程度納得がいくのか。
思考がだいぶ飛んできたので戻す。要するに毎月の増資額が想定より増えることになるが基本的なポリシーは現状維持でいいのかどうかだ。そしてそれは急いで結論を出さなくてもいいので今後の課題とする、でいいや。思考終わり。
次四半期に向けて
- さすがにそろそろ上昇相場も落ち着くか反落するだろうから含み益が吹っ飛ぶ下落を経験しておきたい
- その暁には優良銘柄探しも再開したい
- 仕事をがんばる
- 昇給は半ば約束されているが額はまだ決まっていないので、成果次第ではまだ上昇余地があるといえる
- おそらく相場を見るより職場を見たほうが投資効率は高いので優先順位をちゃんと認識しておくこと