NISA開通までに考えてたこと。世界の経済と連動させることで世界経済の成長の恩恵を受けるっていうインデックス投資の話はよくわかるし、過去数百年にわたって実際に成長してきてるって実績もあるけども、今後も成長し続けるかというところにいまいち確信が持てない。今までの経済成長はすべて人口ボーナスで説明できてしまうので、人口オーナスの影響を受けることになるであろう数十年後(=自分の引退後)まで大丈夫かどうかはなんとも言い難い。
株式市場と実体経済は完全にリンクしてるわけではないし、上場企業の業績と実体経済もまた完全なイコールではない。不況だデフレだといわれている日本を見ても、立派に成長してる企業もあれば、そうでない企業もある。TOPIX的に平均すればここ数年では成長している、といえるのかもしれないけど、今後も平均した結果が成長するかどうかはわからない、ということだ。
事前に成長する株がわかれば苦労はない、わからないからインデックス連動型の投資信託を買うのだ、という反論はよくわかるものの、完全に身を寄せるほどの信頼は持てない。じゃあどうするのがいいのか、というのを考えた結果、とりあえず個別銘柄を買ってみて、痛い目を見ればわかることもあるだろう、ということで手を出すことにした。
目下のところは数倍になりそうな株を狙いすまして買うというより、高配当銘柄を中心にする。配当が3%なら、1年間に株価が3%下がってもトントンになる(税別。計算あってる?)ので、高配当=値下がりの保険が大きい、みたいな感じ。慣れてきたら高騰しそうだと自分が思う銘柄も買ってみる。投資信託の積立は継続する。投信以上に個別株を買わないこととする。保有期間は最短でも1ヶ月とし、短期の売買は慣れるまで制限する。信用取引はしない。為替が絡むと考慮することが増えてしまうのでまずは日本株だけを対象とする。
とりあえずこれでしばらくやってみて、個別株やっぱダメだわーというのが身をもって納得できれば投資信託積立で生きていこうと思います。